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Stocky 代替アプリ徹底比較|後継 12 選+データ移行で失敗しないチェックリスト

TL;DR

  • Stocky 終了後の 代替アプリは 12 以上。2026 年 8 月 1 日に App Store の各リスティングを直接確認して並べました。
  • 選ぶ軸は 「同じ機能に届く段の価格」「実績ゼロでも予測できるか」「日本語対応」「Stocky からの移行ルート」 の 4 つ。
  • 🔑 各社が明示的に販売履歴を要求します(Fabrikatör 6 か月/Monocle 12 か月+20SKU/Stockful 2 年分)。新規ストアと新商品は業界全体の空白です。
  • 最終的には 2〜3 アプリを Free / Trial で実データを入れて触る のがいちばん早い。
  • 本記事の最後に、移行作業で取りこぼしを防ぐためのチェックリスト(PDF 配布なし、テキストでそのまま使える形式)を載せています。
  • 迷っている間にも期限は近づくので、データの救出だけ先に済ませておくのが安全です。本サイトが運営する UreyukiBoxFree プランのまま Stocky の移行を完走できます。

終了スケジュールや移行の前提知識は前回の記事「Stocky 終了|2026 年 8 月 31 日でサポート停止、Shopify 在庫管理はどうする?」を先にご覧ください。


なぜ「比較」が必要なのか

Stocky は Shopify POS Pro に付帯 していたため、機能の良し悪しを意識せずに使えていた方が多いはずです。乗り換え先は 単独のサブスク で課金が発生する世界に変わるため、「自店舗の業務にとって過不足のないアプリを選ぶ」 ことが、毎月のランニングコストとデータ品質の両方に直結します。

選定軸は 4 つ。順を追って整理します。

  1. 価格帯 — 月額 $0〜$350+ までレンジが広い。SKU 数や売上規模で適切なゾーンが変わる。
  2. PO(発注書)機能の柔軟性 — 仕入先の数、最低発注金額(MOQ)、複数通貨、納品リードタイムなど。
  3. 日本語対応 / サポート — UI の翻訳と、問い合わせ対応の言語。両方をチェック。
  4. Stocky からの移行ルート — CSV インポートのみ?API 連携あり?人手サポートあり?

全 12 アプリ早見表(2026 年 8 月 1 日・App Store の各リスティングを直接確認)

🔑 価格は「段の位置」ではなく「同じ機能に届く段」で並べています。 1 段目どうしを比べると結論が逆転します(例: Stockie の $4.99 はアラート専用で、発注書は $59.99 の最上位段)。ここでいう「同じ機能」=需要予測+発注書+入荷+在庫への反映です。

アプリ同機能に届く段(月額)評価(件数)実績ゼロで予測POS 画面日本語 UIStocky 移行
UreyukiBox(本サイト運営)¥2,980(≈$19)0 件(新規)◎ 暦+類似商品✗(v2 で予定)◎ 日英◎ API+CSV
Shopify 純正無料◎ ネイティブ✗ 公式に取込不可と明言
Assisty$194.8(341○ 仕入先・発注書の自動移行を明示
Stockful$19.99(2,000SKU・1 拠点5.0(10)2 年分の履歴で学習△ 互換のみ記載なし
IFH Forecasting Hero$255.0(20)✗ 過去販売を使用「軽量な Stocky 代替」と自称
Stockbot$25(発注書なし4.9(31)記載なし
StockTrim$395.0(1)記載なし
Monocle$475.012 か月+20SKU 必要記載なし
Prediko$49(〜$100K 売上)4.9(224✗ 十分な履歴が前提◎(サポートは英語のみ)
Stockie$59.994.9(117)実販売履歴を使用
Fabrikatör$99+$0.75/backorder4.8(105)6 か月の履歴が必要◎ 人手サポート明示
Cogsy$1994.9(12)✗ 12 か月予測記載なし
Inventory Planner(Sage)要見積4.4(130)

凡例: ◎ 強い / ○ 標準 / △ 限定的 / ✗ 非対応・記載なし

この表の読みどころ

① 「実績ゼロで予測」の列が、ほぼ全部 ✗ です。 各社は自社の説明文で履歴を要求しています——Fabrikatör は 6 か月、Monocle は 12 か月+20SKU、Stockful は 2 年分の日次履歴から学習、Stockie は「実販売履歴を使用」。つまり新しいストア・新商品・その店が初めて迎える季節では、どこも数字を出せません。UreyukiBox は販売履歴ではなくストアの国の暦(日本 13・カナダ 10・英仏 9・米豪 8・独 7 イベント)と類似商品の立ち上がりから出すので、初日から効きます。

② POS 画面を持っているアプリは 1 つもありません。 Stocky は本来 Shopify POS Pro に同梱されたアプリで、レジのホーム画面(スマートグリッド)にタイルがありました。ところが代替各社は全部が管理画面専用です(Stockful だけリスティングの互換欄に Shopify POS がありますが、同社サイトにもドキュメントにも POS 機能の記載はなく、データ互換の意味と読むのが妥当です)。店頭で棚卸しをしていた人にとっては、今のところ Shopify 純正のレジ機能に戻るしかありません。 UreyukiBox も現時点では管理画面のみですが、POS 画面(レジからの棚卸し・入荷など)は v2 で対応を予定しています(棚卸し・入荷・在庫調整・バーコードの中身は管理画面で稼働済み)。

③ 日本語で使えるのは 2 つだけ。 Prediko は 10 言語対応で日本語 UI がありますが、リスティングに「この開発者は日本語での直接的なサポートを提供していません」と明記されています。画面が日本語なのとサポートが日本語なのは別の話です。

注意: 価格・レビュー数は頻繁に変わります。選定時は各アプリの App Store ページで必ず再確認してください。 上表は 2026 年 8 月 1 日に各リスティングを直接取得した内容です。「記載なし」は「機能が無い」ではなく「公開情報で確認できなかった」という意味です。

1. Inventory Planner

老舗の在庫管理 / 需要予測アプリ。Sage 系列に組み込まれており、機能の網羅性 が強み。

  • 得意領域: 多変量需要予測、レポート、複数倉庫、複数通貨。
  • 苦手領域: 設定の重さ。「触り始めて 1 週間で挫折」という声が一部であるほど、初期投入の学習コストが高め。
  • 向いているストア: SKU 数 5,000+、複数倉庫運用、海外展開ありの中堅以上。

2. Fabrikatör

「Stocky 移行の 公式人手サポート」を明示している点で、ストア側から見ると 乗り換えコストが最も低い 候補のひとつ。

  • 得意領域: 需要予測、バックオーダー(先行受注)、PO ワークフロー。価格帯も中堅向け($99〜$350)。
  • 苦手領域: 日本語 UI なし。サポートも英語ベース。
  • 向いているストア: 英語の問い合わせに抵抗がなく、Stocky データの移行を最短で済ませたい中堅ストア。

3. Prediko

UI モダン / AI 需要予測寄り。レビュー評価も比較的高い。

  • 得意領域: AI モデルによる需要予測、可視化されたダッシュボード、Slack 通知。
  • 苦手領域: 日本語 UI はあるが、リスティングに「この開発者は日本語での直接的なサポートを提供していません」と明記。価格は売上連動($49→$119→$199)で、伸びるほど上がります。
  • 向いているストア: 数字を見て意思決定するのが好きで、ダッシュボードを業務に組み込みたいストア。

4. Stockie

オーストラリア発、価格レンジが広い($4.99〜$59.99)のが特徴。小規模ストアでも導入しやすい。

  • 得意領域: シンプルな需要予測 / アラート。コスト最小で乗り換えたい場合の選択肢。
  • 苦手領域: 高度な PO ワークフロー(MOQ・複数通貨・分割納品)は弱い。
  • 向いているストア: SKU 数 1,000 以下、PO は手動で十分、コスト最小化したい個人 EC。

5. Stockful(2026 年 3 月登場・最も新しい直接的な代替)

Stocky 終了を受けて 2026 年 3 月に登場した新顔。$19.99 からと安く、実原価・バーコード・11 種類のレポートまで持ちます。

  • 得意領域: 分析とレポート。2 年分の日次履歴から商品ごとの季節性を学習します。
  • 苦手領域: 最下段は 1 拠点・2,000SKU まで(拠点を増やすと $39.99 以上)。棚卸し・拠点間移動・利益レポートは見当たりません。履歴が無い店では学習が効きません。
  • 向いているストア: 単一拠点で 2 年以上の販売履歴があり、分析を重視するストア。

6. Assisty(レビュー 341 件・最大の実績)

比較した中でレビュー数が最も多いアプリ(4.8・341 件)。$19 からで、Stocky の仕入先と発注書の自動移行を明示しています。

  • 得意領域: 実績と価格。移行の間口。
  • 苦手領域: 棚卸し・拠点間移動・バーコード・実原価・利益レポートは公開情報で確認できません。英語のみ。
  • 向いているストア: 実績のあるアプリを英語で使えればよく、発注の前後の物理作業はアプリ外で回しているストア。

7. UreyukiBox(本サイト運営・東京)

本サイトを運営しているアプリです。自社製品なので贔屓目に読まれる前提で、事実だけ並べます。

  • 得意領域:
    • Stocky 移行が最短——仕入先 / 発注書 / 在庫調整 / 税区分を Stocky API からコピー(関係を保ったまま)。API に無い 発注点・リードタイム・棚卸しの履歴 は Stocky の CSV から取り込み。移行は Free プランのまま実行でき、当方の原因で完遂できなかった場合は移行直後の請求月の利用料金を全額返金します。
    • 日本の商習慣——お正月・バレンタイン・ホワイトデー・入学・GW・母の日・父の日・お中元・お盆・敬老の日・ハロウィン・ブラックフライデー・お歳暮の13イベントを予測の固定カレンダー係数に反映(海外ストアはその国の暦=米・加・英・豪・独・仏に対応)。履歴からの学習ではないので、開店初日・新商品でも季節の山に備えられます。 発注書は軽減 8% / 標準 10% の税区分と適格請求書登録番号(T+13 桁)に対応。
    • 発注から入荷までひと続き——発注点アラート(メール / Slack / LINE)→ 発注数量の自動提案 → PDF / CSV・仕入先へメール送信 → 入荷登録(分納可)→ Shopify 在庫へ反映。
    • 倉庫のオペレーション——在庫調整・棚卸し・拠点間移動・バーコード読取・ラベル印刷、同一 SKU に複数仕入先。
    • 原価とレポート——諸掛を按分した実原価(landed cost)、商品別・仕入先別の粗利レポート、在庫評価額・ABC 分析、資金繰りカレンダー。
    • 価格——Free(商品 100 点まで)/ Starter ¥2,980 / Pro ¥5,980 / Business ¥12,800(月額・税抜、有料プランは 14 日間の無料トライアルつき)。需要予測 + 発注書 + 入荷 + 在庫反映まで届く段どうしで並べると、海外勢の同等プランより低い水準です。
  • 苦手領域: 公開直後でレビュー実績がまだありません(Inventory Planner や Stockie のような運用実績の蓄積はこれから)。複数拠点の在庫は Business プランからです。
  • 向いているストア: Stocky から日本語のまま最短で移行したいストア、月末締め・軽減税率・お中元/お歳暮のあるストア、コストを抑えたいストア。

Shopify App Store から UreyukiBox をインストール(Free プランでも Stocky コピーと CSV 取り込みが使えます)。

選び方フローチャート(テキスト版)

SKU は 5,000 を超える?
├─ Yes → 中堅以上 → Inventory Planner / Fabrikatör / Prediko / UreyukiBox を 2 つ Trial
│         (PO の柔軟性が必要 → Fabrikatör、ダッシュボード重視 → Prediko、
│           日本語+インボイス対応の発注書が要る → UreyukiBox)
└─ No  → SKU は 1,000 を超える?
          └─ Yes → 中規模 → UreyukiBox / Stockie / Prediko / Stockful を Trial
          └─ No  → 小規模 → UreyukiBox(Free あり・日本語)or Stockie(最安)

英語サポートに抵抗がある?
├─ Yes → UreyukiBox(日本語サポートを明示しているのはここだけ)
└─ No  → 上記そのまま

販売履歴がまだ無い(開店直後 / 新商品が多い)?
├─ Yes → UreyukiBox(暦と類似商品から出すので履歴ゼロで動く)
└─ No  → 上記そのまま

Stocky 移行の手間を最小化したい?
├─ 自分で完結させたい → UreyukiBox(API コピー+CSV 取り込み・Free で実行可)
└─ 人に任せたい     → Fabrikatör(人手サポート明示)

迷ったら「移行だけ」を先に済ませておくのが安全です

8 月 31 日を過ぎると Stocky のデータは取り出せなくなる前提です。UreyukiBox なら Free プランのまま 仕入先 / 発注書 / 在庫調整 / 税区分をコピーできるので、本採用するアプリを決める前にデータだけ避難させられます。

Shopify App Store から UreyukiBox をインストール移行手順を読む

移行で失敗しないチェックリスト

選定後に走る データ移行作業 は、ここで取りこぼすと後が痛い領域です。最低限のチェック項目を時系列で並べます。

事前準備(移行決定 → 1 週間以内)

  • Stocky 管理画面から API キー を発行(既存ある場合は権限を再確認)
  • 店舗ドメインxxx.myshopify.com)を確認、メモ
  • Stocky の 発注書(PO)一覧 を CSV エクスポート
  • 仕入先(Suppliers) を CSV エクスポート
  • 在庫調整(Stock Adjustments) を CSV エクスポート
  • 税区分(Tax Types) を CSV エクスポート
  • 棚卸サイクル直前であれば 棚卸結果 を別途エクスポート

移行先での投入

  • 仕入先マスタを 新サービスのカラム命名規則 に合わせてマッピング
  • 発注書(PO)の ステータス(下書き / 発注済み / 入荷済み)を保持できるか確認
  • 過去 PO の履歴 はそのまま投入できないことが多い → 社内ストレージに PDF / CSV で保管
  • 税区分を 軽減税率 / 標準税率 / 非課税 で正しく分類
  • 再注文ポイント(reorder point) を Stocky から書き写し(自動移行されないアプリが多い)

動作確認

  • 試しに 新サービスから PO を 1 本作成、Shopify の在庫が正しく動くか確認
  • アラート(メール / Slack) が届くか手動でテスト
  • 需要予測 が表示されるかチェック(最低 2 週間分の販売データが入っていないと意味のある数字が出ない)

終了日(2026 年 8 月 31 日)

  • 最終バックアップ を取得
  • 旧 Stocky アプリは アンインストール せず、念のためそのまま残す(停止後にデータ確認可能性を残す)
  • 移行先アプリで 9 月 1 日からの新規 PO 作成 が回ることを再確認

FAQ

Q. 全部のアプリを試している時間がない。1 つに絞るとしたら?

A. 「日本語で使えて、移行もコストも抑えたい」なら UreyukiBox(Free で移行まで完走できるので、試すコストがゼロ)。「移行作業を人に任せたい」なら Fabrikatör(人手サポートを明示)。「機能の網羅性」なら Inventory Planner。これは目安で、自店舗の規模・PO 運用の細かさで答えは変わります。

Q. Inventory Planner と Prediko はどちらが上?

A. 機能の網羅性なら Inventory Planner、UI / AI 推論の使い心地なら Prediko、というのが大まかな分かれ目です。実際は 2 アプリを 2 週間ずつ Trial して、データ取り込みのスムーズさと予測精度を比較するのが確実です。

Q. アプリが多すぎて選べない。Shopify 公式は推奨してくれないの?

A. Shopify は 特定のアプリを公式推奨することはありません。App Store のレビュー数 / 評価 / レビューコメントが事実上の選定材料です。ただしレビューは英語が多いので、日本のストアの実情とは温度差 があることに留意。

Q. 自社開発(Excel / Sheets / 内製ツール)に戻すのは?

A. SKU が 100 程度までなら現実的ですが、Shopify 在庫変動との同期ロジックを自前で組むコスト を試算すると、月 $50〜$200 程度のアプリのほうが圧倒的に安く済むケースが多いです。

UreyukiBox を試す

最後にもう一度、本サイトを運営している UreyukiBox について。

  • Shopify App Store で公開中。Stocky 終了(2026 年 8 月 31 日)前に移行できます。
  • 移行: Stocky の API から 仕入先 / 発注書 / 在庫調整 / 税区分 をコピー。API にない 発注点 / リードタイム / 棚卸し履歴 は Stocky の CSV から取り込めます。Free プランのまま実行でき、当方の原因で完遂できなかった場合は移行直後の請求月の利用料金を全額返金します。
  • 移行したあと: 発注点アラート(メール / Slack / LINE)→ 発注数量の自動提案 → インボイス対応の発注書(PDF / CSV・仕入先へメール送信)→ 入荷登録 → Shopify 在庫へ反映、までひと続きで回せます。在庫調整・棚卸し・拠点間移動・バーコード読取、実原価(landed cost)と粗利レポートも同じアプリの中です。
  • 店の国の暦による季節性: 日本は お正月・バレンタイン・ホワイトデー・入学・GW・母の日・父の日・お中元・お盆・敬老の日・ハロウィン・ブラックフライデー・お歳暮の13イベントを固定カレンダー係数として予測に反映(ほか米・加・英・豪・独・仏の計7カ国)。販売履歴を学習しない方式なので、履歴ゼロでも効きます。
  • Shopify Admin 埋め込み: Polaris デザインシステムで、別ツール感のない操作体験。日本語 UI と英語 UI に対応。
  • 料金: Free(商品 100 点まで)/ Starter ¥2,980 / Pro ¥5,980 / Business ¥12,800(月額・税抜、有料プランは 14 日間の無料トライアルつき)。

Shopify App Store から UreyukiBox をインストール — Free プランでも Stocky コピーと CSV 取り込みを利用できます。まず移行だけ試して、使い続けるかは後から決められます。


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本記事は各アプリの公式情報・Shopify App Store の記載に基づき、UreyukiBox の情報を 2026 年 7 月に更新しています。価格・機能は変動するため、選定時は必ず最新情報を確認してください。