ブログ /
Shopify移行時の在庫CSV|古い数量の上書きを防ぐ照合と差分反映の手順
他カートから書き出した在庫数は、書き出した時点の記録です。作業中も受注・出荷・入荷が続けば、そのCSVをそのままShopifyへ入れても、切替時点の数量にはなりません。
この記事では、何の数量を、いつの値として、どのロケーションへ設定するかを照合する手順に絞ります。商品や注文を含む移行全体は他カートからShopifyへの移行チェックリストを参照してください。
商品CSVと在庫CSVを分ける
Shopifyの商品CSVの公式説明と在庫CSVの公式説明は、別の用途を案内しています。旧カートのCSVを拡張子だけで判定せず、最新のShopify形式に項目を対応付けます。
| 作業 | 使う形式と注意点 |
|---|---|
| 商品名、オプション、SKUなどの登録・更新 | 商品CSV。列を省略・空欄にしたときの扱いも公式説明で確認する |
| ロケーション別の数量更新 | 在庫CSV。Shopifyから書き出した最新ファイルを作業の起点にする |
| SKUの変更 | 在庫CSVでは変更されない。商品情報の変更として別に扱う |
Shopifyの在庫CSVはSKUだけで識別する形式ではありません。Handle、オプション値、Locationなど、公式資料の必須列と一致条件を確認します。ロケーション名は大文字・小文字を含めて一致させてください。SKUが正しくても、色やサイズ、拠点の行を取り違えると照合に失敗します。
「手持ち」と「販売可能」を取り違えない
Shopify公式の在庫状況の説明では、手持ちに、販売可能・引当済み・販売不可が含まれます。入荷予定は販売可能数に含まれません。
例として、倉庫に20個あり、うち未発送注文分が5個、検品中が2個なら、残る販売可能数は13個です。この「13」を、手持ち数を設定する列へ入力してよいとは限りません。旧カートの「在庫」という列が20か13かを、担当者と確認します。
旧カートの未発送注文をShopifyへ移さない場合も、その5個は出荷用に確保する必要があります。Shopify側でどのように販売枠から除くかを先に決め、同じ5個を何度も差し引かないよう記録してください。
反映前に作る照合表
表は商品バリエーションと拠点の組み合わせで1行にし、次を残します。
- 旧カートの商品コードと、Shopifyの商品・オプション・SKU
- 保管場所と、Shopifyのロケーション名
- 棚卸または書出しの日時、元の数量が手持ちか販売可能か
- 未発送注文、検品中、他販路の販売枠の扱い
- 作業中の出荷・入荷・調整と、反映後に期待する数量
数量の計算方法は全商品で同じとは限りません。旧注文を移す商品と移さない商品、外部倉庫の商品などを分けます。移行中の併用では、更新責任者と販売停止・数量確定の時間帯も決めてください。
古い数量を上書きしない進め方
- 旧カートの原本を未変更で保存し、Shopifyから現時点の在庫CSVをエクスポートする。
- 公式が推奨する「すべてのステータス」の形式を確認し、
On hand (current)とOn hand (new)を含むファイルを使う。 - 現在値を検証用に残し、設定する新しい手持ち数を新規値の列へ入れる。数量を変えない行は、公式形式に従って新規値を空欄にする。
- 少数の商品・拠点で照合してから、確定した範囲の反映へ進む。
- 取り込み結果を確認し、反映後の数量を再取得して照合表と比較する。
Shopifyは、現在値と新規値の両方を含む形式で、現在の在庫データとCSVの現在値を比較すると説明しています。作業中に値が変わって不一致になったら、検証用の列を削除して通すのではなく、最新CSVと注文・入荷の差分を確認してください。ファイル内の一部だけが反映される場合もあるため、エラー表示と行ごとの結果を確認します。
また、最新CSVに数量以外の列が含まれる場合、その列にも更新・消去の意味があり得ます。数量だけを直すつもりでも、他の列を不用意に空欄へ変えないでください。
切替後に確認する4点
- 色・サイズ・拠点ごとの数量が、期待値と一致する
- 在庫追跡と在庫切れ時の販売設定が、商品方針に合う
- ロケーションで商品が有効になり、想定した出荷経路に使える
- 注文・取消・入荷で数量がどう変わるか、販売開始前に確認する
CSVで数量が入ったことと、その拠点が販売・出荷に使えることは別の確認です。操作結果だけで移行を完了とせず、テスト注文を含めた手順は開店時の在庫設定も参照してください。
移行後の発注管理にUreyukiBoxを使う場合
本サイトが運営するUreyukiBoxは、他カートの商品・顧客・注文を移すツールではありません。Shopify側の数量を確定した後、商品・在庫・注文の同期、手入力の発注書、入荷登録などを利用できます。同期は読み取りで、同期だけでShopifyの在庫数が変わることはありません。入荷登録や在庫調整は別の更新操作です。
Freeは商品100件・拠点1つまでで、手動発注書のPDF・CSV出力と入荷登録を利用できます。発注点の自動計算・数量の自動提案はStarter以上です。他販路売上取込とPOS UI extensionは、v2で対応予定、提供時期未定で、現行版では未提供です。
移行結果の照合後に、UreyukiBoxをShopify App StoreからインストールしてShopify側の発注業務から試せます。
よくある質問
商品CSVと在庫CSVは同じものですか?
別の形式です。商品情報やSKUの更新には商品CSVを使い、ロケーション別の在庫数量更新には在庫CSVを使います。在庫CSVのSKU列を編集してもSKU自体は更新されません。
古い在庫CSVを取り込めば注文後の数量も守られますか?
無条件には守られません。Shopifyは手持ちの現在値と新規値を含む形式で、現在値と実在庫データの一致を検証します。不一致があれば最新データを取得し、注文・入荷・調整の差分を確認してください。
UreyukiBoxは他カートの在庫CSVをShopifyへ移すアプリですか?
いいえ。他カートの商品・顧客・注文をShopifyへ移すツールではありません。Shopify側の移行と在庫照合を終えた後の発注書作成や入荷管理に利用できます。
出典・確認日
2026-10-04に以下を確認しました。照合表と作業分担は編集部の提案です。CSV列・画面は変わるため、実行時は最新のエクスポートと公式説明を優先してください。
KEEP THE LINK
今日は決めない方へ
インストールリンクと3ヶ月無料キャンペーンの条件を、メールでお送りします。
案内メールを送信しました
インストールリンクとキャンペーン条件を送信しました。届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認ください。
すでに登録されています
同じメールアドレスへの案内メールは送信済みです。見当たらない場合は迷惑メールをご確認のうえ、下記窓口へご連絡ください。インストールはこのまま進められます。
[email protected]